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2008年3月24日 (月)

あえてネットラジオ批判

 まぁ、一部の人間にしか理解できないことだろうけど、自分は一部のラジオでは多少名の知れた存在である。そんな訳で、たまにはラジオの話でもしてみようかと思う。 

 10年前の所謂アニラジ(地上波)と今のアニラジの傾向を比較すると、アニメやゲームのタイアップものが極端に減っている。減ってはいるが、それはあくまで地上波で放送していないだけで、そういうラジオはネットラジオを主戦場としつつあるのが現状のようだ。

 ネットラジオは遠距離受信リスナーとしては雑音無しで聞けるのでありがたいこのだが、果たしてネットラジオが主流になっていいのだろうか? 先程も延べたようにネットラジオは雑音もなく、好きな時間に聞け便利である。が、しかし、本当に便利なだけなのだろうか? 勝手な見解だが、デメリットの方が大きいように思える。もっとも、そのデメリットはリスナーよりも製作側やスポンサー的なデメリットである。
 まず、ネットラジオの場合、地上はラジオに比べて偶然聞いてもらえる可能性が非常に低い。例えば、土日の文化放送のA&Gゾーンの番組なら前後の番組のリスナーが続けて聞いてくれる可能性があるが、垂れ流しで聞く場合を除き、ネットラジオは好きな番組だけ聞くわけだから、偶然は期待できない。
 次に、アニメと連動した番組の場合、未放送地域の人間からしてみれば、まったく未知の世界である。ひょっとしたら、ネタバレが含まれてるかもしれない。そう考えると、例え好きな声優が出ていたとしても、聞くのをためらってしまうものである。
 また、数が多すぎる。放送時間枠なんて関係ないから時間も番組も無制限に増えていってしまう。文化放送のA&Gゾーンの番組ぐらいの数ならすべて聞くこともできるが、ネットラジオすべてとなると…。
 それから、ネットラジオに限らないが、アニラジはその特性上、独自のあいさつや決まりごとが各番組にいくつか存在している。故に、一見さんお断りではないが、何となく途中から入り辛いものがある。まして、ネットラジオのように自分でクリックしなければならないとなると、尚更だ。

 要するに、聞く人間がある程度限られてしまう以上、ネットラジオは宣伝という意味ではそれほど意味がないのではないかということである。
 話題になったネットラジオといえば、「うたわれるものらじお」なんてのがあったが、DVDやゲームの売上げに何か影響があっただろうか? 決して悪いアニメだったとは言わないが、そこまで売れたという話は聞いていない。いくらラジオは面白くてもそれはそれ、これはこれだったのだろう(まぁ、それを言うと普通のラジオにだってどれほどの効果があるのか怪しいものだけど)。

 打開策といっては大げさかもしれないが、いっそA&Gゾーン辺りにネットラジオのCMを流してはどうだろうか? 文化放送のネットラジオ番組のCMを普通に流してるように。例えば、「ハヤテのごとく!」のラジオにしてもネットラジオで放送されていると言うことをハヤテの視聴者の何%が知っているだろうか? EDカードに「ネットラジオ放送中」とアドレスも一緒に載せてれば、アクセス数が1ケタ違っていたかもしれない(あくまで推測)。

 自分が勝手に思い込んでるだけかもしれないが、間口を広げる努力をしないと、ネットラジオは閉塞的になるということは意識はしておくべきだろう。

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