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2008年3月 3日 (月)

小説版「ハヤテのごとく!」P75の挿絵のごとく!

 最後の劇場版から数年の時を経て「スレイヤーズ」のアニメ4期の製作が決まったそうである。
 個人的なスレイヤーズの思い出といえば、未だに原作を読み終えていないということがある。正確には「覇軍の策動」以降を読まないまま、10年以上の時が経ってしまった。
 というのも、スレイヤーズがアニメ化された頃は高校生、さすがにバイトもしてない身で全巻揃えるには巻数が多すぎた。そこで、スレイヤーズを揃えてた友達から新刊が出るたびに借りて読んでいたのだが、高校卒業とともに貸し借りができなくなり、そこから先を読んでない。
 ただ、風の噂に本編が終了したらしいという話は聞いたのだが。

 「スレイヤーズ」は日本のアニメを語る上で、外せない作品である。
 同時期に「新世紀エヴァンゲリオン」という怪物アニメが存在したせいで陰に隠れがちだが、俗にスタチャ商法と呼ばれるアニメを確立させたのは「スレイヤーズ」の方である。
 まぁ、大雑把に言えば、主演声優に主題歌を歌わせることで相乗効果を狙うのがスタチャ商法の基本である。最近は、若い女性声優を大量投入したもののように使われてる気がしなくもないが。で、「スレイヤーズ」、特に2期のNEXTが放送された時期はエヴァンゲリオンの後で、林原めぐみの人気が不動のものとなった時期で、このスタチャ商法を確立させることに多大な貢献をしたはずである。
 また、ライトノベルを原作にすることで、少年マンガでは難しかった2クール構成の物語が比較的構成しやすかったという利点もあったはずだ。

 しかし、「エヴァンゲリオン」ほど「スレイヤーズ」が研究・分析されてるという話を余り聞いたことがない。
 たしかに、社会に与えた影響や云百億という経済効果のあったエヴァの分析をして、同じようなヒット作品をあわよくば狙おうという気は理解できなくもないが、両方に関わった大月Pが選んだのは、「スレイヤーズ」の方だったのである。現に、会社は違うが「スレイヤーズ」と同じ路線の「涼宮ハルヒの憂鬱」だってアレだけヒットしたではないか。
 もっとも、スタチャ商法もそれだけでは機能しない。某会社が10年ぐらい前にアニメに進出したとき、同じように主演声優に主題歌を歌わせて儲けようとしてたが、見事にこけてしまった。“主演声優”という部分も意外にバカにはできないのである(これだけで誰のことか分かったあなたは偉い)。
 声優の選定の話題は今度の声優アワードの発表の頃にでも取っておきましょう。

 既に何の話か理解できないが、今年はラノベ出身の桜庭一樹さんの直木賞受賞ということもあり、ラノベが一般層に注目されると予想している(まぁ、数年前に仮面ライダーカブトとセンター試験の現代文で「ボクっ娘ブームが来る」と予想して外してるけど)。
 「マンガ原作に枯渇した民放ドラマがラノベに手を出すのも時間の問題かもしれない」と1人で思ってる時期に、ラノベの完成型である「スレイヤーズ」の新作が決まったというのは意義深いことなのである。

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