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2009年1月20日 (火)

腐ったミカンの方程式

 大河ドラマ「天地人」を見たが、予想通りというか予想の斜め下を行く内容…。

 直接関係ないが、BSで放送されている熱中夜話の戦国武将の回。スタジオに集まった戦国武将好きの中にいた女子高生、「げんしけん」の大野さんの言葉を信じるならどう考えても、どう見ても腐ってる人たちなんだろう。彼女たちのお気に入りは伊達政宗×片倉景綱(順番までは知らない)のようだったが。

 ハッキリ言って、そっち方面の需要だけを考えるなら今回の大河ドラマは大成功間違いない。そっち系に興味のない自分が見ても、如何にもな台詞やシチュエーションの多いこと多いこと…。そして、それは同時に一昨年の「風林火山」のような重厚な大河ドラマにはなりえないことも意味する。

 まず、軽いすぎる。直江兼続といえば、上杉景勝の右腕として活躍した信長の野望だと平均80ぐらいのまとまった能力値の優秀な武将である。間違っても、越中攻めの前に「京を目指すべきだと」的外れなことを言った挙句、主君の顔に泥を塗るような真似をする男ではないはずだ。果たして、こんな人間が才覚で若くして家宰にまで上り詰める人間なのか? 後年の御舘の乱の遠因は、そうやって景勝をイメージダウンさせた兼続にあるのではないかという伏線なのだろうか。ここは戦国時代の越後であって、現代の大学や会社ではない。
 次に、無理がありすぎる。川中島を偵察し、信玄の側近(元寵童)高坂弾正がいたから信玄は死んでいると推測していたが(そして、同時にそれが京を狙う根拠でもあった)、いくらなんでもこの推測には無理があるだろう。高坂弾正は海津城の城主である。事前に信玄に従って出陣しているという情報があったならともかく、高坂弾正がいただけで信玄の死と結びつけるのは無理がありすぎる。まして、高坂弾正も決して思慮浅い武将ではない。自分の姿から信玄の死を推測される状況なら何の用もないのに城から出ることなどありえない。兼続の非凡さを強調しようとして、非常識さを強調してしまったわけだ(このようなミスは三国志の孔明もやらかしてるから何とも言えないが)。
 それから、兼続への過大評価。主人公特権だから仕方ないのかも知れないが、秀吉は先程名前の出た伊達政宗の右腕の片倉景綱もスカウトして同じように断られている。また、石田三成の盟友大谷吉継(こちらも三成が心を許せる友は兼続だけではない)に大しては「100万の兵を預けてみたい」と評価してるわけで、兼続がズバ抜けて優秀だったわけではない。それに「京に攻めるべきだ」という言葉も含め天下への野心あるような発言をしてたが、実際にそんな野心があったとはとても思えない。あと「武田に先を越されるのは癪だ」みたいなことを言っていたが、その前に織田信長に先を越されていたのは癪ではなかったのだろうか? 

 とにかく、今年の大河ドラマには見せ場になるようなシーンがほとんどない。天下分け目の関ヶ原も直接の原因こそ作れど、関ヶ原に参陣することなく東北で最上や伊達と戦っていた上杉家である。むしろ、派手な合戦シーンが見せ場にないから予算節約の意味も含めて直江兼続が主人公に選ばれたのではないかと邪推したくなるぐらいである。
 いや、もう腐女子視点以外で「天地人」を楽しむ方法があるのなら教えてもらいたいぐらいに腐女子向け大河である。

 最後に阿部寛さん演じる上杉謙信。「信長の野望」のパッケージイラストを再現しているとしか思えない。

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2009年1月19日 (月)

MSN-00100

 ガンプラを集めてはいるが、ガンプラはそれこそ星の数ほど存在する。すべてを買い揃えて組み立てるなど並の人間には不可能である。どこかに貪欲とか言ってるエセオタがいるが、むしろオタクは星の数ほどあるモノの中から自分で折り合いを付けているのが正しい。

 自分の中でのルールは「MGのシャア専用機を揃える」というものである。
 しかし、ここに来て大きな問題が起きた、「シナンジュはシャア専用機に入るのか?」ということである。
 パイロットであるフル・フロンタルは劇中で「シャアの再来」と呼ばれる男。その行動、言動は限りなくシャアに近く(ご丁寧にアムロにつけられた額の傷まで存在する)、一部では、逆襲のシャアの後、生きていたシャア本人ではないかとも言われている。
 果たして、その乗機であるシナンジュはコレクションすべきか否か…。

 結論から言えば、コレクションにしても問題ないと判断した。
 理由は、フル・フロンタルがシャア・アズナブル本人よりもシャアだからである。
 シャアは、通常の3倍の速度でMSを操縦し、仮面を付けたカッコいいの男である。間違っても、「そんな大人、修正してやる」と言われて殴られたり、「ララァ・スンは私の母親になってくれるかもしれない女性だったんだぞ」なんてことを言うような情けない男なんかではない。
 そう、むしろ、百式やサザビーの方こそ、シャア専用MSであるという方がおかしいぐらいなのである。

 フル・フロンタル、その正体が何であれ、彼こそが真の赤い彗星シャア・アズナブルなのである。

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2009年1月18日 (日)

Leaf・Princess・Violet

 海堂尊さんの「螺鈿迷宮」を読み終えたが、これは普通の小説でいいのだろうか?
 というのも、現実の医療問題に絡めているため、お堅い小説の印象を受けるが、キャラクターに関しては、もはやエロゲーと言っても過言ではない。

 まず、ヒロインの別宮葉子が幼馴染で若干ツンデレ気味ある。しかも、両親のいない主人公の母親代わりを自称しているのだから完璧だ。
 次に、天下の白鳥室長の唯一の部下氷姫こと姫宮。厚生労働省に主席入省し、医師免許と司法試験に合格するという才女でありながらかなり高レベルのドジっ子で、さらに看護士のコスプレをしている。
 最後に、桜宮すみれ。ネタバレになるので詳しく書けないが、完全なヤンデレだ。

 病院という一般の人間から馴染みのない世界は、ファンタジーの世界と何ら違いはないだろう。度々出てくる医療用語は「黄昏より暗きもの 血の流れより紅きもの…」のような詠唱と同じようなものだ。
 もし、レーベル以外でラノベを分類するのだとしたら、海堂さんのシリーズはラノベに分類されることは間違いないはずだ。

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2009年1月12日 (月)

星人の日

 先日、テレビを点けたら「マニアックですがウルトラセブンのメトロン星人」というテロップが出ていた。
 何事かと思って調べてみたら、2011年から国際宇宙ステーションに長期滞在することになった宇宙飛行士の古川聡さんは子供の頃に見たウルトラセブンのメトロン星人がお気に入りで、それがキッカケで宇宙飛行士を目指したそうである。どうもその話をしていたようだ。

 はて、ウルトラマンAだけでなく、ウルトラセブンも子供の頃に再放送で見てたとは思うが、どうして自分は宇宙飛行士になっていないのだろう?
 お気に入りがベロクロンなのが良くなかったのだろうか? メトロン星人が大好きだったら宇宙飛行士になっていたのだろうか?(ちなみに、古川さんは医者だった叔父の影響で医師になってから宇宙飛行士を目指したそうなので、根本的に違う部分もある)

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