« ひっそりと声優アワード | トップページ | ロジカル・モンスターの凱旋 »

2009年4月 1日 (水)

怪獣殿下ではない

 エイプリルフールということで円谷プロのHPを楽しみにしていたのだが、毎年ブ飛んだことをしているのが評判になったのか、重くてほとんど繋がらず「ごもたんぶろぐ」を読むことができたぐらいであった。
 
 そう、ゴモラである。
 ウルトラマン(初代)に登場した怪獣の中で、バルタン星人、レッドキング、ピグモン、ゴモラ、ゼットンは一般常識の範疇だと思う。
 その中で、人間の味方と定評のあるピグモンは別格として、ゴモラもウルトラギャラクシー大怪獣バトルでは主役怪獣という待遇を受けている。それは何故か。
 まず、バルタン星人には30年以上に渡って地球侵略を繰り返してきた実績がある。どの面を下げて正義の味方ができるというのだ。
 次にレッドキングも強豪怪獣というイメージはあるが、実際のウルトラマンとの戦いで、初代はカラータイマー点滅前にスペシウム光線なしで倒されるという不名誉な記録を残し、その後登場した2代目も水爆を飲み込んで光線技が使えないハンデを負ったウルトラマンに敗北している。そう、ウルトラマンとの戦いを見る限りレッドキングは余り強くない部類の怪獣になる。そして、何より人気怪獣のピグモンを殺したという悪行がレッドキングをヒーローにはしないのだろう。
 最後にゼットン。ウルトラマンを倒した最強怪獣というのが存在意義である。1期でラスボスの一角を務めたように最強の敵として立ちはだかるのが相応しい怪獣であり主役はありえない。

 それに対して、ゴモラ。
 デザイン的には怪獣の王道を行く恐竜型。大怪獣バトルでは超振動波という飛び道具を必殺技にしているが初代は長い尻尾を活かした肉弾攻撃のみでウルトラマンを1度は退けている。さらに、ゴモラの出自はジョンソン島で眠っていたところを万博で生きたまま展示するという人間のエゴで連れて来られた為に暴れたのである。間違えても何の理由もなく現れて暴れまわって他の怪獣とは違う悲劇性がそこにはある。
 ウルトラシリーズ以外でゴモラに近い怪獣といえば、ゴジラがそうであろう。

 約40年近いウルトラシリーズの歴史の中で、知名度&人気、実力、背景など唯一主役として耐えうる存在がゴモラなのである。 

|

« ひっそりと声優アワード | トップページ | ロジカル・モンスターの凱旋 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190936/44595866

この記事へのトラックバック一覧です: 怪獣殿下ではない:

« ひっそりと声優アワード | トップページ | ロジカル・モンスターの凱旋 »