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2009年5月21日 (木)

勇者王の必殺技みたいな

 今から3年前のこと、巷で話題の映画を見終えて映画館を出た所で、次の回を待っていた夫婦らしい2人連れの旦那さんの方が連れに人にこう言っているのが聞こえた、「やっぱりあの人、がっかりした顔してるよ」と。
 それから3年、その続編を見終えた自分の顔はあの時と同じような顔だったのだろうか?

 という訳で、「天使と悪魔」の感想だが、予想通りといえばそれまでだが、60点ぐらいの内容を予想して60点の映画だったわけで、前作のようにがっかりが顔に出るようなこともなかったと思う。
 まぁ、突っ込みどころ満載ではあるが、一々突っ込むのも野暮に思えるぐらいに粗だらけだ。何より、前作でもそうだったが、キャストを見た時点で誰が黒幕か分かるようなミステリーはどうかと思う。

 原作を読んでないので何とも言えないが、多分、日本で言えば、京極夏彦の京極堂のシリーズが近いのではないかと思うのだが、あのシリーズの魅力は本筋と関係の有無を問わない薀蓄等の情報量である。映像化すると、基本的にその手の情報量は減らされてしまう運命にある(まさか、京極堂の独りしゃべりを延々と流すわけにもいかないだろうから)。
 ひょっとしたら、この「天使と悪魔」も同じように情報量が減らされた挙句、無駄なアクション要素を加えられた結果、こうなってしまったのかも知れない。
 残念だが、どうも翻訳された文章というのに食わず嫌いがあるので原作を手にとる気にはなれないが。

 しかし、いつから洋画よりも邦画の予告の方が目立つようになったのだろう?

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