2008年3月18日 (火)

飛べない翼に意味はあるのでしょうか?

 土6のアニメ主題歌を集めたCDが出るそうだが、土6は果たして音楽的に言うほどの成功を収めていたのだろうか? たしかに、表向きはオリコンチャート上位に何曲もランクインしてヒットしてはいるが、問題はそれ以外の部分である。

 例えば、この枠でデビューした玉置成美や高橋瞳、未だにアニソン歌手のイメージから抜けきれていないというのは気のせいだろうか? 別に、アニソン歌手を見下してるわけじゃないが、彼女たちはアニソン歌手になりたくて歌手になったわけではないだろう。アニメタイアップは起爆剤としては有効だが、体にこびりついた油のようにアニソン歌手というイメージが嫌でも付きまとう。アニソン歌手のイメージを払拭するにはアニソンタイアップでないCDでアニソンタイアップの時以上の売上げなりを出せばよいのだが、普通はできるはずもないだろう。それこそデビュー曲が「ヤマトタケル」というマイナーアニメの主題歌だったGLAYならともかく、ガンダムというメジャーすぎるアニメの主題歌で。

 それに、1クールごとに主題歌を切り替えるシステムは曲数が多くなる利点もあるが、それ以上に1曲1曲が印象に残りづらいというデメリットも存在する。特に、種や種死のようにOP映像を使いまわしてたりしていると、分けが分からなくなってくるはずだ。更に言えば、こういう商売はフォーマットができてしまうと、最初はともかく何年も経てば印象に残りづらくなってしまう。平成ライダーのEDテーマ(というか戦闘時の挿入歌)、555以降、ほとんど記憶にない。

 4月からは日5に移るそうだから、これを機にもう少し方向性を考え直さないと、安定したヒットと引き換えに自社アーティストを潰していくだけになるだろう。
 アニソンは人斬りと同じように、自分も奈落に落ちる覚悟がないと関われない世界なのであるって、そう言えば、「るろ剣」の主題歌も…。

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